2016年4月2日


アディポネクチンとは、1996年大阪大学医学部分子制御内科の松澤佑次教授のグループで発見された脂肪細胞から分泌される善玉物質の代表で超善玉ホルモンのこと。
人は太ると、この長寿ホルモンとも呼ばれるアディポネクチンが減り、色々と抵抗力が減ってしまうと言われております。つまり、太るとアディポネクチン値をが減るのです。
アディポネクチンとは、ホルモンの一種ですので、体内で分泌され、血液にのって、全身に運ばれていき、特定の場所で働く物質ということになります。
また、アディポネクチンは脂肪細胞から分泌されるものなので、太って脂肪が増えれば、今まで以上にアディポネクチンが出るのではないかと誤解される場合がありますが、太って脂肪が増えるということは、この脂肪細胞が大きさが膨らんでしまうことになるので、かえってアディポネクチンは減ってしまうのです。
このアディポネクチンには様々な役割があるとされ、多くの専門家が研究しており、各学会でも発表されてきておりますが、長生きしている高齢者のアディポネクチン値が高いことから、テレビの健康番組などでも多く取り上げられています。

慶応大学の研究では、超高齢者(100歳以上)の血中アディポネクチン値は平均の2倍以上あると報告されています(図1)。岡部クリニックでも、1500名以上の方のアディポネクチン値を各年代で比較したところ、75歳以上から急に平均値が高くなることがわかりました(図2)。一般的にホルモンは、加齢とともに分泌量が減ります。つまり、アディポネクチンも年齢を重ねるごとに分泌量が増えるのではなく、アディポネクチンが高い人が長生きをしていると考えられます。これが、アディポネクチン=長寿ホルモンたる所以です。
女性の平均は12.5
(※岡部クリニック調べ)
キンさんギンさんのお子さん4姉妹は 23.1 34.8 24.6
(※その原因、Xにあり! フジテレビより)
ご自身のアディポネクチン値の値を知りたい方は、弊社でもアディポネクチン値の検査キットを取り扱うことになりましたので、アディポネクチン検査キットの詳細はこちらをぜひご覧ください。






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