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レモンはアディポネクチン濃度を増やす?

 

アディポネクチンとレモンの関係

レモンの健康効果に関する研究の動向として、というタイトルで2013年に発表された県立広島大学の保健福祉学部の堂本時夫氏の論文で、レモンがアディポネクチンを増やすのでないかという内容が出ていますのでご紹介します。広島県はレモンの主要産地であることから、レモンの市場価値を高める活動に取り組んでいるのだそうで、レモンに含まれる生物活性化合物と栄養や健康との関連についての文献を通して紹介する、という趣旨のようです。

レモンの成分の概観

レモンと言えば、ビタミンCが多く含まれている(0.05g%)ことが良く知られているおり、その量は温州ミカンの約1.4倍である。レモン果汁にはクエン酸が非常に多く含まれる(6.08g%)こともよく知られており、その量は温州ミカンの約6倍、ウメの約2倍となる。最近ではm他の柑橘類同様に果皮に含まれているポリフェノール類が見直しされつつあるが、レモンの特徴としては、非常に抗酸化力が強いエリオシトリン(果汁中:12.1mg/100ml,果皮中:280mg/100ml)が他の柑橘類の30~100倍含まれていることが特質される。

レモンとアディポネクチンとの関係

ここからは、一般の方に分かりやすいように、一部要約しながら、紹介してまいります。
4章は「生活習慣病関連指標へのレモン摂取の効果」というもので、日本の現状として、平成19年の国民健康・栄養調査の概要で、中高年(40~74歳)の男性で2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)該当者か予備軍であると報告されていることを述べています。さらに、そのメタボリックシンドロームのリスクには栄養摂取が大きく関わっていること、特に柑橘等の果物の摂取は新血管系疾患や糖尿病の発症予防に有効である可能性が高いことが云われていると書かれています。近年、エリオシトリンなどのレモンポリフェノールがメタボリックシンドロームの予防と改善に有効であることを示す報告が実験動物やヒトの研究から蓄積されてきているとしています。
柑橘類が血管中のコレステロール、LDL(悪玉コレステロール)や血糖値、あるいは血管壁への影響などに関しても指摘した後の、4章3項「血圧への影響」のところで、アディポネクチンに関して触れられています。
ヒトを対象としてレモン摂取と血圧との関係は、県立広島大学の研究まで報告がなかったそうですが、ここで詳しく紹介されています。
2008年9月(1回目)、2009年3月(2回目)に身体測定や血液採取を行い、この間の5か月間にわたり日々のレモン摂取量を記録し、測定した19項目について、2回目と1回目の測定結果の変化量とレモン摂取量(1日平均摂取個数/人:平均0.53個)の間の相関を調べた結果は”レモン摂取量の多い群ほど収縮期血圧は低下する傾向が明らかであった”と書かれています。
さらにはというところで、アディポネクチンに関して書かれています。この研究では、血圧のみならず脂肪細胞あら分泌されるホルモンについても興味ある結果が得られたそうです。そのホルモンとはアディポネクチンのことです。そこには以下のように書かれています。
抗動脈硬化物質として知られているアディポネクチンの血中濃度が低下するとメタボリックシンドローム関連指標はおしなべて悪い傾向を示し低アディポネクチン血症を呈することが知られている。血圧の時と同様の分析で、レモン摂取量と血中アディポネクチン濃度については、正の相関が確認されたとのことです。正の相関とは、レモン摂取量が多い人ほど、アディポネクチン濃度の増加が確認されたことを意味します。日常的なレモン摂取が生活習慣病の予防・改善に有効である可能性を秘めている、と結論づけています。
この論文では、弊社にとっては、DSアディポに入れている成分ではないのですが、現時点ではアディポネクチンそのものの認知がもっと広まっていくことが大事なので、紹介しました。

配信元:県立広島大学

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